井戸の茶碗1
1ってのは井戸の茶碗で今後も記事絶対書くんでまずその1!
そんくらい有名な落語!!
大学時代は落語研究会におりましたもんで何を隠そう僕自身も昔はお遊びレベルですが、それでも真剣に落語の一つや二つはやってたんです。
そのときに屋号がパオ〜ん亭ポヨ〜んという屋号でやっておりました。
もちろん僕一代でお取り潰しでしたけど笑
そんな落語研究会時代に寄席をやろうもんなら必ず部員誰か1人は井戸の茶碗をやる。
それくらい有名だし古典落語を聴くならまずは入門として井戸の茶碗は聴いとかないとってなもんです。
こういう言い方は良くないけど中身が面白すぎて誰がやっても面白くなるという笑
どっかの落語ファンからは怒られそうですけど落語ファンはこのブログにたどり着けないので大丈夫です!
あらすじを書きたいのですがネタバレが嫌な人はここから先は読まないでください。
いや江戸時代の話にネタバレもクソもねーわ!
登場人物は今で言う所の廃品回収業者であるくず屋のせいさん。
そして素浪人とその娘、あとは細川という侍の所の若い侍が主だった登場人物でこの素浪人からくず屋が仏像を引き取ったことから話が進んでいきます。
くず屋が仏像を商売道具のザルの中に入れてると若い侍が300文で譲ってくれと
元々200文で引き取ったものなのでくず屋は喜んで引き払います。
しかしこの仏像の中には50両という大金が入っており、300文で仏像は買ったが50両は買った覚えがないということでくず屋を通して素浪人に返してくれということになります。
しかしこの素浪人が頑固な人で一度200文で売ったものの中から何が出てこようがそれは買った人の物。
50両を若い侍に返してこい、さもなくば叩き斬るってんでこのくず屋が素浪人と若い侍の間を行ったり来たりする話になってます。
この話の何がいいって登場人物が全員馬鹿正直者!これに尽きる。
正味50両なんて大金まあ今でいったらいくらだろ。50万?いやもっとか。
黙っておけば懐に入ったのにそれを返してこいという若い侍、くず屋も返しましたって嘘をつけば手に入るのに行ったり来たり、素浪人も貰えばいいのに侍ソウルが邪魔して受け取らない。
要は全員いい人!
いい人が故に全員に迷惑をかけてんやわんやってのが見て聴いてとにかく微笑ましくもあるし江戸時代ってのは粋な人ばかりだったんだなって思う。
こんなバカで愛せる人ばかりの話是非聴いてみてください。
なんか俺の落研時代の話だけペラペラ書いてたら1000文字いっちゃったんで今日はここまでで!
明日は柳家権太楼師匠の井戸の茶碗の何がいいかを書きたいと思います。
このブログを磨きに磨いて文才と言う名の小判出してくぞー!!
宿題!!
聴かなくても人生損はしません!!
けどなんかなるかも!
明日はそんな落研時代の面々と忘年会
。